働き方と企業規模

世の中には、様々な会社があり、職業があり、働き方があります。親から個人商店や事業を引き継ぐ場合を除いて、大多数の人は自分の道に迷いながらも、何処かの企業に就職し、広い意味でサラリーマン生活を送るものです。
いわゆる職人になる人でも、最初はどこかに就職と言う形を取り、腕を磨いて将来独立するものです。職人以外でも、企業で経験とスキルを磨き、将来独立して自分で起業しようと考える人も居られ、これも働き方の1つです。
こうした人は、就職はスキルを磨くステップに過ぎず、どんな企業に就職するかは、そこでの働きがいや収入、出世などとは無縁で、より多くの一流の技やスキルを身に付けられる事が最大の条件でしょう。
一方で、一生涯サラリーマンとして働こうと思っている人も、もしどんな企業でも入社できるとしても、自分の人生観や仕事観で選択する就職先は変わって来るものです。その際に世間で誤解されている事項や注意点を挙げて見ます。
まず安定を求める人は、公務員志向が強いようですが、一部のキーになる公務員以外は比較的ルーチンで創造性ある仕事に出会えない事を覚悟する必要があります。また近年公務員に対する風当りは強くなってもいます。
また次に、大企業は安定していると考えている人も多いでしょうが、今の時代は大企業でも、倒産やリストラも普通に起こり、安泰ではありません。
それともう1つ、一般の人には、大企業に入ると、歯車として働くだけだというイメージが強いようですが、多くの大企業では事業部制や更に細分化した独立採算制の組織で、中小企業の様な社内運営をしている企業が多く、一般に考えられている以上に、能力ある人には大きな仕事が任せられる事が多いものです。
自己実現意欲の強い人は、こうしたダイナミックな組織の大企業で、能力を思う存分発揮する手もあります。
一方で、中堅、中小企業は不安定だけれど、大企業に比べて多くの仕事を任され、やりがいを得易いと思われていますが、これも一概には言えません。経営基盤の弱い中小企業などでは、大きな失敗は、即倒産に繋がったりする為、重要な事項は意外とトップが握り、中々任される事が少ないとも言えるのです。
現代では、大企業や中小企業などの事業規模ではなく、その企業の体質や風土が、自分が会社での働き方として求める物と合致するかを見極めて就職する時代だと言えると思いますネ。

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